汎用双対尺度法プログラムは、複数のクロス集計表について、双対尺度(そうついしゃくど)法を実行する場合に使用します。
1つのクロス集計表に対して双対尺度法を実行することもできるので、「506 双対尺度法プログラム」の拡張版として利用できます。
そしてクロス集計表の(表頭・表側)項目名部分のフォントに任意の色を指定すると、散布図にもその色が反映されます。
複数のクロス集計表について一度に双対尺度法を実行するには、次のように出力行数を考慮しつつ、すべてのクロス集計表に割く行数を同じにしてください。
出力に必要な行数は、クロス集計表の列数+行数+1を超える行数を確保してください。
この例では、空白行を含め、各クロス集計表に23行ずつ割いています。
上図のデータ例: 706_data.xls (約36KB)
アドイン接続を終え、メニューの「汎用双対尺度」をクリックしたら、次の手順に従って操作します。
複数のクロス表について一度に処理する場合は、「連続処理(均一間隔)」をマウスでクリックして選択します。
1つのクロス集計表について、個別に双対尺度法の分析を行う場合は、「個別処理」を選択します(後述)。
「入力開始位置の指定」ウィンドウでは、最初のクロス集計表の表頭項目と表側項目が交わる部分(図では黄色のD3セル)1か所を、マウスでクリックして選択します。
「等間隔の入力計算用」ウィンドウでは、次のクロス集計表の表頭項目と表側項目が交わる部分(図では水色のD26セル)1か所を、マウスでクリックして選択します。
ここでこのプログラムでは、1つのクロス集計表が23行のスペースを確保していることを認識します。
万一これ以降のクロス集計表で、確保している行数に過不足があると、正しく分析を行うことができません。
※このD3セルやD26セルのようにセルを塗りつぶしてあるのは、本Webページの説明用のためで、実際のExcelワークシートでは、セルを塗りつぶす必要はありません。
分析結果の出力開始位置1か所を、マウスでクリックして選択します。
ここではL2セルを選択しています。
これまでのところで処理を中止する場合は、「キャンセル」ボタンをクリックします。
なおクロス集計表の行数・列数が他と異なるクロス集計表でも、分析が可能です。
これは双対尺度法の一般的なことになりますが、特定の列または行が0のみの場合は、正しく分析できません。
次のようにエラー画面が表示されます。
なおメニューの「汎用双対尺度」をクリックして表示された画面で、「個別処理」をクリックすると、1つのクロス集計表について双対尺度法を実行することができます。
「506 双対尺度法プログラム」と同様の処理を行います。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 ●Excel2003まで対応しております● |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
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マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)