相関係数計算プログラムは、Excelの分析ツール「相関」で求めることができる相関係数と同じものを求めます。
なおExcelの分析ツールでは下三角の結果しか表示されませんが、このプログラムは全部の結果を出力します。
相関係数行列の逆行列を求めるなどの場合に、相関係数行列が下半分しか出力されない状態だと計算できません。本来相関係数行列は、このプログラムによる出力の通り、全部の結果を出力するのが正しい表示方法なのです。
統計解析処理の一部として、アドインプログラム化しました。
アドイン接続した後、メニューの「相関係数」をクリックすると、次の設定画面が表示されます。
データ行列
相関係数を求めたい列を先頭からマウスでドラッグして範囲選択します。
変数の方向
↓:列方向 →:行方向
行と列のラベル
行と列の両方にラベルを含めて範囲選択をした場合は、「共にあり」をクリックして選択します。
出力先
出力を開始したいセル1か所をクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
このデータから、「売場面積」と「最寄駅の乗降人数」との間には強い正の相関があり、「最寄駅からの徒歩」と「最寄駅の乗降人数」との間には、相関はほとんど無いことがわかります。
相関係数(ピアソンの積率相関係数)は、xとy2つの変数について、共分散を標準偏差で割り算した値です。
よって相関係数は、常に1から-1の値になります。
相関係数は、Excelワークシート関数では、CORREL関数、またはPEARSON関数により求められます。
PEARSON関数はExcelのバージョンにより、精度が甘い場合があります。
→ https://support.microsoft.com/ja-jp/help/828129/excel-statistical-functions-pearson
またExcelのデータ分析ツール「相関」で上のサンプルデータから、すべての組み合わせについて相関係数行列を求めると、次のように表示されます。
なお相関の判断にあたっては、相関係数だけでなく散布図などで視覚化して関係を探ることも忘れてはなりません。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン方法 | |
商品代金 | 無料 (通信費などはお客様にてご負担ください) |
商品の提供方法 |
「リクエスト・フォーム」にて入力されたメールアドレス宛に、ダウンロード用URLを送信します。 |
お問い合わせなど |
お問い合わせフォームから、お問い合わせください。 |
表現・再現性に関するご注意 |
本プログラムをご利用になった結果の表現や再現性には分析に利用したデータの内容により違いがあり、すべてのお客様に対し、一定の表現や効果について必ずしも保証するものではありません。 例えば多変量解析などの場合では、体感している状況と分析結果が異なることや、わざわざ統計解析を利用して分析をしなくても、既にわかっている結果しか得られないという場合もあります。
思い通りの結果が得られなかったり、わかりきった結果が得られたのであれば、それは分析に使用したデータが、そのような内容しか表していないということなのです。
またお使いのパソコンが本プログラムの動作環境の通り、またはそれ以上の仕様であっても、本プログラムで処理しようとしているデータ量や作業工程により、処理に時間がかかる場合がございます。 |