双対尺度(そうついしゃくど)法プログラムは、次のサンプルデータのようにクロス集計表で得られる行項目と列項目とのすべての項目のうち、似ている項目をまとめるのに使用します。
そして結果を散布図に色分けし表示させます。
データのラベルの色が散布図にそのまま着色されます。
ここでは、売上データについて、行方向の各支店名と列方向の商品分類の関係を分析します。
アドイン接続を終え、メニューの「双対尺度」をクリックすると、次のように、設定画面が表示されます。
データの範囲:
分析を実行するためのデータ範囲をマウスでドラッグして、範囲選択します。
行と列のラベル:
範囲選択をした中にデータラベルが(行・列ともに)含まれている場合は、「共に有」をマウスでクリックして選択します。
図の表示:
第一固有値・第二固有値・第三固有値について関係図を表示させる場合は、「する」をマウスでクリックして選択します。
中間出力:
固有値算出行列・固有ベクトルなど中間出力を行う場合は、マウスでチェックを入れます。
出力先:
出力を開始したいセルを1か所マウスでクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
「中止」ボタンをクリックすると、操作を中止します。
これは中間出力も行った例です。
このことから、次のように概ね変数とデータ間の関係性がわかります。
関係図1に注目します。(下図:関係図1 再掲)
※なお赤い枠は本プログラムで描いたものではなく、説明のため別途描いたものです。
なお複数のクロス集計表について、同様に双対尺度法による分析を実行するのに便利な、706 汎用双対尺度プログラム もございます。
「実用ワークショップ Excel徹底活用 多変量解析」(秀和システム・刊)や「データマイニングの極意」(共立出版・刊)、「Excelで学ぶデータマイニング入門」(オーム社・刊)では、本プログラムの無料版(旧Ver.)を提供しています。
処理可能なデータ数は、最大4列×4行です。
なおこの本をお持ちでない方は、併設「ハロー!データマイニング」の「データマイン君・リクエストフォーム」からご用命ください。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 ●Excel2003まで対応しております● |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
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マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)