移動平均プログラムは、データの経過推移の傾向を分析するときに使用します。
なお本プログラムは、VBAソースコードを提供致します。
時系列データを用意し、データは上から下方向に、1列目には時間を表わす列を、2列目には数量を表わす列を配置しましょう。
アドイン接続を終え、メニューの「移動平均」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
「データ範囲」の部分は、サンプルデータの青色に塗られた部分をマウスでドラッグし、範囲選択をします。
ここではデータラベル(見出し)の部分も範囲選択しましょう。
「データ範囲」の部分で、データラベルを含めて範囲選択をした場合は、「見出ラベル」の部分を「あり」とマウスでクリックして選択します。
「データ方向」: ↓=行方向 →=列方向
「グラフ表示」: グラフ表示を行う場合は、「あり」をマウスでクリックして選択をします。
「1区間」・「2区間」・「3区間」・「4区間」は、それぞれ移動平均を求める区間を設定します。
それぞれ「区間の種類1」・「区間の種類2」のように読み替えてください。
つまりこのプログラムでは、1つの時系列データについて、4つまで移動平均値を求めることができます。
「出力先」では、出力を開始したいセル1か所をクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
なおデータの範囲選択において、データラベルの有無に誤りがあるなどの場合は、プログラムは実行されません。
もう一度メニューから「移動平均」をクリックして、設定画面を表示させます。
設定画面で、「グラフ表示」を「あり」としたので、グラフは次のように表示されます。
2017年4月の移動平均値であれば、2017年1月~2017年4月の4区間について平均値を求めたものです。
移動平均は、その「4区間」をそのまま後ろへずらして、それぞれ平均値を求めています。
下図のH列には、AVERAGE関数で平均値を求めたもので、4区間の移動平均値と一致しています。
サンプルデータでは、年月の表示になっていますが、出力結果については、出力開始時に自動的に(yyyy/m/d)の日付の形式として自動的にExcel側で認識されているからです。
ここでは、4区間・6区間・12区間の移動平均値をまとめて求めてみます。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン方法 | |
商品代金 | 無料 (通信費などはお客様にてご負担ください) |
商品の提供方法 |
「リクエスト・フォーム」にて入力されたメールアドレス宛に、ダウンロード用URLを送信します。 |
お問い合わせなど |
お問い合わせフォームから、お問い合わせください。 |
表現・再現性に関するご注意 |
本プログラムをご利用になった結果の表現や再現性には分析に利用したデータの内容により違いがあり、すべてのお客様に対し、一定の表現や効果について必ずしも保証するものではありません。 例えば多変量解析などの場合では、体感している状況と分析結果が異なることや、わざわざ統計解析を利用して分析をしなくても、既にわかっている結果しか得られないという場合もあります。
思い通りの結果が得られなかったり、わかりきった結果が得られたのであれば、それは分析に使用したデータが、そのような内容しか表していないということなのです。
またお使いのパソコンが本プログラムの動作環境の通り、またはそれ以上の仕様であっても、本プログラムで処理しようとしているデータ量や作業工程により、処理に時間がかかる場合がございます。 |
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
※Excel2016・2019も右側の「Excel2007・2010・2013用」をお選びください |
マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)