単一パーセプト予測プログラムは、ニューラルネットによって、データを予測するときに使用します。
このパーセプトの構造は、入力層と出力層の2層から成ります。
データには、学習用のデータと、予測用データが必要です。
アドイン接続後、メニューから「ニューラル単一予測」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
学習データ範囲:
サンプルデータの青色の部分をマウスでドラッグして、範囲選択をします。
データの先頭行にラベルを含める必要があります。
データ行列は最大100行×20列です。
処理の種類:
「学習のみ」か「学習と予測」か、いずれかをクリックして選択します。
予測データ範囲:
「学習と予測」を選択した場合に、範囲選択をできるようになります。
サンプルデータのオレンジ色部分を、ドラッグして範囲選択をします。
データの先頭行にラベルを含める必要があります。
データ行列は最大100行×20列です。
ゲイン値:
1.0から4.0の範囲内で入力します。
学習率:
0から100の範囲内で入力します。
収束誤差
0から0.1の範囲内で入力します。
打切り回数
100000までの値を入力します。
中間出力先
中間出力を行う場合は、チェックを入れます。
チェックを入れると出力先を選択できるようになります。
出力を開始したいセル1か所をマウスでクリックして選択します。
なお予測値の出力は、予測データがある列(F列・G列)の次の右隣の2列(H列・I列)を使用するので、このサンプルデータでは、J列以降を指定するか、データの無い16行目以降を指定します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
「中止」ボタンをクリックすると、操作を中止します。
この処理のポイントは、誤差逆伝播法を使用し、伝播量の計算にシグモイド関数を使用していることです。
また、ウェイトの初期設定は乱数を用いていることです。
設定するウェイトの個数は、変数の個数+1個です。
学習の完了は、2乗誤差が収束誤差より小さいときです。学習完了後完了時のウェイトを用いて予測データについての予測計算を行います。
予測は、予測計算値が「0.5」より大きい場合は、予測値=1を、小さいときは=0を出力します。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
※Excel2016・2019も右側の「Excel2007・2010・2013用」をお選びください |
マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)