Excelでも散布図を作ることができますが、このプログラムでは、データの範囲選択を行うだけで、ラベル付きの散布図を簡単に作ることができます。 また、マーカー(散布図の点)の色も自動的に反映されます。
アドイン接続を終え、メニューの「散布図」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
散布図を作成したいデータのうち、任意のセル1か所をマウスでクリックして選択します。
周囲にはスペースを含め何も入力されていないことが必要です。
ここでは、サンプルデータの青色に塗られた部分のうち、1か所を選択しています。
なおデータ行数が増えると、表示される文字サイズは自動的に小さくなります。
またこのツールで扱える最大の行数は300行です。
散布図を作成するので、データラベル列+数値データの2列が必要です。
●次の事柄については、Excelの仕様によるものですので、ご了承下さい。●
出力されたグラフの狭い範囲に、たくさんのデータが密集していると、ラベルが正常に付加できないことがあります。充分に拡大し、再度グラフの作成をすることで、解決できる場合があります。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
なおデータの範囲選択において、データラベル列+2列の数値データ列を満たしていない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
表頭・表側が交差する先頭セルに記した内容が、そのまま散布図のタイトルに反映されます。
未入力の場合は、一旦エラー表示が出る場合がありますが、正常にラベル付きの散布図が表示されます。
データラベルのフォント色は、そのまま円の色に反映されます。
散布図作成後は、データラベルのフォント色を変更しても、散布図へは反映されません。
なおデータラベルや数値は、散布図作成後でも変更を反映させることができます。
出力されたグラフの中で、狭い範囲にたくさんのマーカーが密集していると、ラベルなどが正常に付加されないことがあります。
充分に拡大し、再度グラフを作成するなどして、解決できる場合があります。
縦軸・横軸の情報以外に、ラベル情報と、マーカー(散布図の点)の色という多次元の情報を1枚のグラフに表示させることができます。
Excelの標準では備わっていない、データラベルを自動的に付加する散布図作成プログラムは、ぜひお勧めです。
「実用ワークショップ Excel徹底活用 多変量解析」(秀和システム・刊 添付のCD-ROMに収録)では、本プログラムの無料版を提供しています(Excel2003まで対応)。
その他「実践ワークショップ Excel徹底活用ビジネスデータ分析」(秀和システム・刊……絶版)などでも触れております。
本書をお持ちでない方は、併設「ハロー!データマイニング」の「データマイン君・リクエストフォーム」でも無料版を提供しています(Excel2003まで対応)。
無料版で処理可能なデータ数は、最大6行です。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 ●Excel2003まで対応しております● |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
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マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)