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101 行列合算プログラム

この行列合算プログラムは、データ行列において、行と行の合算や列と列の合算をする時に使用します。
なおこのプログラムに限り、ソースを公開します。

サンプルデータ

101 行列合算プログラム サンプルデータ

このデータ行列で、a1列とa5列、b1行とb7行を合算した時の行列は、次のようになります。
簡単な場合は暗算でできますが、データ行列が大きい場合や、合算する列や行が多くなると面倒になってきます。


操作手順

アドイン接続した後、メニューの「行列合算」をクリックすると、次の設定画面が表示されます。

101 行列合算プログラム 設定画面

「データの範囲」は、上の表の水色で塗りつぶした部分をマウスでドラッグして範囲選択します。

データラベルを含めて範囲選択した場合は、 「行と列のラベル」の「共にあり」をクリックして選択します。

「合算する列の指定」では、列ラベル(ここでは2行目のa1~a5と書かれたセル)のみをクリックして選択します。
複数列を選択する場合は、[Ctrl]キーで選択するのではなく、画面で指定されているようにします。
簡単な方法は、まずは[Ctrl]キーで選択したあとに、自動的に付与される区切りの「カンマ記号」を削除します。

「合算する行の指定」では、行ラベル(ここではB列のb1~b7と書かれたセル)のみをクリックして選択します。
複数列を選択する場合は、[Ctrl]キーで選択するのではなく、画面で指定されているようにします。
簡単な方法は、まずは[Ctrl]キーで選択したあとに、自動的に付与される区切りの「カンマ記号」を削除します。

「出力先」では、出力を開始したいセル1か所をクリックして選択します。

設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。


出力結果

101 行列合算プログラム 出力結果


参考

本プログラムでは、最も簡単で単純な方法として、配列A(I,j)とB(I,j)を用意します。

まず、データ行列を配列A(I,j)に読込みます。
結果を次のように配列B(I,j)に格納します。

  B(I,1)=A(I,1)
  B(I,2)=A(I,2)
  B(I,3)=A(I,3)+A(I,7)+A(I,10)
  B(I,4)=A(I,4)
  B(I,5)=A(I,5)
  B(I,6)=A(I,6)
  B(I,7)=A(I,8)
  B(I,8)=A(I,9)
  B(I,9)=A(I,11) ここで、I=1から19までです

同様にして、次のように行の合算を行います。

  A(1,j)=B(1,j)
  A(2,j)=B(2,j)
  A(3,j)=B(3,j)+B(8,j)+B(17,j)+B(18,j)
  A(4,j)=B(4,j)、 A(5,j)=B(5,j)、 A(6,j)=B(6,j)、 A(7,j)=B(7,j)、 A(8,j)=B(9,j)、
  A(9,j)=B(10,j)、 A(10,j)=B(11,j)、 A(11,j)=B(12,j)、 A(12,j)=B(13,j)、 A(13,j)=B(14,j)、
  A(14,j)=B(15,j)、 A(15,j)=B(16,j)、A(16,j)=B(19,j) ここで、J=1から9までです。

最後に、ラベルを結果行列のように編集し、出力します。

なおこのプログラムでは、400行x100列の大きさのデータ行列の合算が自由にできるようにしています。
更に大きいデータ行列を取り扱う場合は、下記のように公開しているソースコードから、配列の大きさに関する部分を変更することで実現できます。


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例えば多変量解析などの場合では、体感している状況と分析結果が異なることや、わざわざ統計解析を利用して分析をしなくても、既にわかっている結果しか得られないという場合もあります。

思い通りの結果が得られなかったり、わかりきった結果が得られたのであれば、それは分析に使用したデータが、そのような内容しか表していないということなのです。
またお使いのパソコンが本プログラムの動作環境の通り、またはそれ以上の仕様であっても、本プログラムで処理しようとしているデータ量や作業工程により、処理に時間がかかる場合がございます。

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https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030

当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない場合があったり、できない仕様になっているようです。

マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。

 

Excel用アドインプログラム