最近隣法予測プログラムは、データ列(または行)をもとに、最近隣法で予測する時に使用します。
予測用基データの行数(ケース数)は、4行以上必要です。
アドイン接続後、メニューから「最近隣法予測」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
データの範囲:
データ数は最大500個まで有効です。列数の制限はありません。
もちろん1列のみでも有効です。
データ方向:
行(方向): ↓ 列(方向): →
先頭にラベル:
データの範囲で範囲選択をした部分に、データラベルを含んでいる場合は、「あり」をマウスでクリックして選択をします。
予測数:
予測を出力させたい個数を半角数字で指定します。指定できるのは1個先・2個先・3個先・4個先のいずれかのみです。
出力は最終データ(直近のデータ)の次から自動的に赤色の文字で出力されます。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
基データとして範囲選択をした次の位置から、赤色で予測値を出力します。
「中止」ボタンをクリックすると、操作を中止します。
最近隣法による予測の基本は、以下の通りです。
サンプルデータの「データB」列で具体的に示します。
与えられたデータから、データ列を後ろに2個ずらしたデータ系列(2区間前)と、後ろに1個ずらしたデータ系列(1区間前)を作ります。
次に「1区間前」の値と「直近から2番目のデータ(3831.75)」の差、「2区間前」と「直近のデータ(4180.32)」の差を、それぞれ2乗して合計した「距離の2乗」を求めます。
「距離の2乗」の平方根を求めた値について逆数を求めます。
この距離の逆数の大きい順に3個選び、これに重み付けをして合計したものを予測値としています。
なお、直線の傾向が表れている場合など、(最近隣法予測を行うのに)特殊な推移を示すデータの場合は、距離の逆数の上位3つではなく、上位2つの合計を採用する場合があります。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
※Excel2016・2019も右側の「Excel2007・2010・2013用」をお選びください |
マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)