Excelでも散布図を作ることができますが、このプログラムでは、207 カラーラベル付き散布図プログラムの機能に加え、複数の組み合わせについて一度にラベル付き散布図を自動的に作ることができます。 また207 カラーラベル付き散布図プログラムと同様、マーカー(散布図の点)の色も自動的に反映されます。
散布図を作成するので、データラベル列+数値データの2列が必要です。
アドイン接続を終え、メニューの「複数散布図C」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
「データの範囲」の部分は、データ番号列・データラベルを含めた散布図を作成する対象となるデータ範囲全体を、マウスでドラッグして範囲選択します。
もし途中の列(変数)に不要な列があっても、この後の手順で選択から除外することができます。
「データの方向」 = ↓:行方向 →:列方向
設定が済んだら、「選択開始」ボタンをクリックします。
作成を中止する場合は、「終了」をクリックします。
●次の事柄については、Excelの仕様によるものですので、ご了承下さい。●
出力されたグラフの狭い範囲に、たくさんのデータが密集していると、ラベルが正常に付加できないことがあります。充分に拡大し、再度グラフの作成をすることで、解決できる場合があります。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
「開始」ボタンをクリックすると、次のように「選んだ組は○組です。実行しますか」というメッセージが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
なおデータの範囲選択において、データラベル列+2列の数値データ列を満たしていない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
売場面積と最寄駅から徒歩の散布図:
売場面積と最寄駅の乗降人数の散布図:
売場面積と売上高の散布図:
最寄駅から徒歩と最寄駅の乗降人数の散布図:
最寄駅から徒歩と売上高の散布図:
最寄駅の乗降人数と売上高の散布図:
表頭・表側が交差する先頭セルに記した内容が、そのまま散布図のタイトルに反映されます。
未入力の場合は、一旦エラー表示が出る場合がありますが、正常にラベル付きの散布図が表示されます。
データラベルのフォント色は、そのまま点の色に反映されます。
散布図作成後は、データラベルのフォント色を変更しても、散布図へは反映されません。
なおデータラベルや数値は、散布図作成後でも変更を反映させることができます。
出力されたグラフの中で、狭い範囲にたくさんのマーカーが密集していると、ラベルなどが正常に付加されないことがあります。
充分に拡大し、再度グラフを作成するなどして、解決できる場合があります。
縦軸・横軸の情報以外に、ラベル情報と、マーカー(散布図の点)の色という多次元の情報を1枚のグラフに表示させることができます。
Excelの標準では備わっていない、データラベルを自動的に付加する散布図作成プログラムは、ぜひお勧めです。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 ●Excel2003まで対応しております● |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
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マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)