主成分分析プログラムは、データの相互関係や寄与率などを分析するのに使用します。
サンプルデータのように商品売上において、その売上に関わる支店の寄与率がわかります。
*データラベルに任意の色を付けると、その色が、グラフのマーカー(点)にも反映されます。
アドイン接続を終え、メニューの「主成分分析」をクリックすると、次のように、設定画面が表示されます。
データ行列範囲:
分析をしたい範囲をマウスでドラッグし範囲制定します。
範囲指定できるデータは、最大で100列(変数)×1000行(データセット)以内です。
行列ラベル:
データラベルを含めて範囲選択をした場合は、「共にあり」をマウスでクリックして選択します。
データラベルを含む場合は、行と列の両方にデータラベルが必要です。
負荷変数:
行と列、どちらの変数について負荷量・固有ベクトルを求めるかをクリックして選択します。
行: ↓(この場合は支店名) 列: →(この場合は商品名)
相関分析:
相関係数行列を出力させる場合は、「あり」をマウスでクリックして選択します。
Excelの分析ツールや関数を使わず、プログラムの内部で計算し、出力します。
中間出力:
中間出力を行う場合は、ボックスをマウスでクリックしてチェックを入れます。
グラフ出力:
主成分得点についてグラフ出力を行う場合は、ボックスをマウスでクリックしてチェックを入れます。
出力先:
出力を開始したいセルを1か所マウスでクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
「中止」ボタンをクリックすると、操作を中止します。
主成分分析結果から、 第1成分は商品B・商品C・商品Aの順となっており、
主成分得点から、支店Eと支店Dが大きく離れています。
第2成分は、商品A・商品B・商品Cの順です。
主成分得点から、支店Eと支店Fが大きく離れていることがわかります。
中間出力を行った場合は、標準化した値と相関係数行列が出力されます。
別な事例でみてみましょう。
主成分分析の結果、売上利益率と資本利益率は、類似の要素であることがわかります。
解法手順は次の通りです。
本プログラムが紹介されています:
ビジネスで本当に使える超 統計学(村上知也、矢本 成恒・著 秀和システム・刊)
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 |
アドイン接続方法・ ソフトウェア使用許諾 |
※Excel2016・2019も右側の「Excel2007・2010・2013用」をお選びください |
マクロが実行できないときにご確認ください |
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/314030
当商品のような、インターネットからダウンロードしたExcelのファイルについて、マクロが実行できない仕様になっているようです。 マクロを有効化する方法が記されています。お試しください。 |
※カスタマイズは対応不可となりました(2019年1月)