特異値分解プログラムは、行列データを固有値の個数・大きさに応じて分解するときに使用します。従って、分解した行列を加算すると、基の行列になります。
アドイン接続を終え、メニューの「特異値分解」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。
データ行列範囲
サンプルデータの青色に塗られた部分をマウスでドラッグし、範囲選択をします。
ここでは、データラベルを含めて範囲選択しています。
なお処理可能な行列の範囲は、200行×200列以内です。
行と列のラベル
範囲指定した行列にデータラベルを含んでいる場合は、「共にあり」を選択します。
中間結果の出力
固有値と固有ベクトルの中間計算を表示させる場合は、「する」をクリックして選択します。
出力先
出力を開始したいセル1か所をクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
なおデータの範囲選択において、データラベルの有無に誤りがあるなどの場合は、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「OK」ボタンをクリックして、もう一度メニュー「汎用行列乗算」のクリックからやり直します。
サンプルデータAの固有値は2個得られます。従って、2個に分解できます。
ヤコビ法による固有値と固有ベクトルを計算します。
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