203 汎用行列乗算プログラム

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汎用行列乗算プログラムは、多変量解析では欠かすことの出来ない行列と行列の乗算する場合に使用します。
下図のように、2種類の行列が必要です。

サンプルデータ

203 汎用行列乗算プログラム サンプルデータ


操作手順

アドイン接続を終え、メニューの「汎用行列乗算」をクリックすると、次のように設定画面が表示されます。

203 汎用行列乗算プログラム 設定画面

行列A範囲

1つ目の行列を範囲指定します。
ここでは上図の青色の行列を範囲指定しています。
なお範囲選択できるのは最大で、100行×100列です。

行列B範囲

2つ目の行列を範囲指定します。
ここでは上図の緑色の行列を範囲指定しています。
なお範囲選択できるのは最大で、100行×100列です。

A行列とB行列のラベル

先頭の行・列のデータラベルを含めて範囲選択をした場合は、「A行列とB行列のラベル」部分で「共にあり」を選択します。
なお行列Aのみ、行列Bのみで別々な設定はできません。

掛算の種類

どのように行列の掛け算を行うのかを1つ選択します。

  • A*B
  • 転置A*B
  • A*転置B
  • 転置A*転置B

ここでは、「A*B」を選択しています。

出力先

出力を開始したいセル1か所を選択します。

設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。

ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。

なおデータの範囲選択において、データラベルの有無に誤りがあるなどの場合は、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「OK」ボタンをクリックして、もう一度データの範囲指定や、データの準備からやり直します。

203 汎用行列乗算プログラム エラーメッセージ

また行列と行列の掛け算においては、行列Aの列数行列Bの行数が等しくないと計算できないというルールがあります。

転置行列とは、基の行列から行と列を入れ替えた行列を指します。

よってこのサンプルデータの行列A・Bについては、「転置A*B(転置行列Aの列数=4、行列Bの行数=5)」や「A*転置B(行列Aの列数=5、転置行列Bの行数=4)」の種類を選ぶことができません。
このとき、次のようなエラーメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックして、もう一度データの範囲指定や、データの準備からやり直します。


出力結果

203 汎用行列乗算プログラム 出力結果


参考

計算方法は、次の通りです。

X(i,j) = ΣA(i,k) * B(k,j)  


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