行列式の値計算プログラムは、掃き出し法により、行列式の値を計算します。
この計算は、Microsoft ExcelのMDETERM(配列)関数でも行うことができます。
このプログラムで有効な行列の型は、正方行列(行数と列数が同じ)であることが必要です。
アドイン接続を終え、メニューの「行列式計算」をクリックすると、次のように、設定画面が表示されます。
「データ行列範囲」には、上の表の水色で塗りつぶした部分をマウスでドラッグして範囲選択します。ここでは先頭行のデータラベルも含めて範囲選択しています。
データラベルを含めて範囲選択した場合は、 「行と列にラベル」で「共にあり」をクリックして選択します。
データラベルが行・列ともに含めない場合は、「共になし」をクリックして選択します。
「出力先」では、出力を開始したいセル1か所をクリックして選択します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
ここで設定画面を閉じるには、「中止」ボタンをクリックします。
なお正方行列ではない場合など、正しいデータ型ではない場合、次のようにエラーメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックしてエラーメッセージを閉じ、メニュー「行列式計算」のクリックからやり直します。
特異行列(正則でない正方行列)の場合で、ExcelのMDETERM関数で求めると、本来0になるべき結果が、0と表示されないことがあります。
本プログラムでは、正常に0と表示されるように計算できています。
Microsoft Office公式ページより:
http://office.microsoft.com/ja-jp/excel-help/HP010342683.aspx